2024年3月9日

2024 TEAM SCOTT CHAOYANG TERRA SYSTEM

今シーズンもTEAM SCOTT CHAOYANG TERRA SYSTEMで国内/国外のレースを戦います。

 
心強いパートナーとして活動を支えてくださる皆さま(敬称略/順不同)
 
今季のウェアの胸元にあるマークは、小児がんの子どもたちや家族をサポートしている「ゴールドリボンネットワーク」のマークです。

私自身幼少期に川崎病という難病を2度患い長期の入院を経験したことがあります。小児の闘病では、子どもたち自身や寄り添うご家族にも大きな心配や負担が伴います。ゴールドリボンネットワークの活動が、大きな支えとなることを是非皆さまにも知っていただければと思います。

 
今シーズンの初戦は4月20日〜21日兵庫県たつの市で開催されるCoupe du Japon菖蒲谷大会です。 菖蒲谷は国内屈指のテクニカルコース。是非観戦にお越しください!

2024年3月6日

Liqui Molyサポートライダー契約が決まりました

Liqui Molyオイル正規輸入代理店の谷尾商会様とケミカルサポート契約を締結しました。

Liqui Moly社は1957年に設立されたドイツの老舗オイルメーカーです。モータースポーツ等での活躍は目覚ましく、ロゴをご覧になると見覚えのある方も多いと思います。そのLiqui Moly社が満を持してバイクケミカルに参入しました。

https://www.tanio.jp/LIQUIMOLY/BIKE/

冬の厳しいコンディションでチェーンルブのテストを積んできましたが、とても信頼できる性能を示してくれました。

バイククリーナーやブレーキクリーナーの性能も高く、レースシーズン中心強いパートナーとなってくれると思います。ぜひお試しください!


2024年1月17日

SYNCROS ボトルゲージの紹介






SYNCROS IS CACHE 2.0HV BOTTLE CAGE の紹介になります。

SYNCROSのツール付きのボトルゲージは付属部品の取り付けを変えることにより、右手用と左手用のボトルゲージに変更することができます。

2時間半のトレイルライドの激しい振動の中でもSCOTTの700mlボトルが抜け落ちることも無く、
しっかりとホールドされていました。

コーナリングやドロップでポンプや付属ツールが引っかかったり、カタカタ音がする事も無く快適に走る事ができました!

トレイルライドやロングレースでのもしもの備えとしておすすめのツールの一つです!

重量245g

携帯ポンプも容量があり、ポンピングもしやすくてしっかりとした作りでした。

付属ツールは8つになります。


T30

T25

Hex5

Hex4

Hex3

PH2

Chain tool

Chain link holder







 


2024年1月9日

新しいChaoyang Phantom

2024シーズンに使用するChaoyang Phantom SpeedとDryの新しいモデルをテストしています。

ワールドカップを戦うチームの要望からなのか、どんどんアップデートされています。

実戦での使用が楽しみです!



Chaoyang Phantomのお取扱いはこちら

  ↓    ↓  

株式会社 野口商会

2023年9月7日

白馬岩岳大会

大会名: 全日本選手権自転車競技大会マウンテンバイク

開催地: 長野県富士見パノラマスキー場

開催日: 7月8~9日

カテゴリー: エリート

リザルト: XCC6位

     XCO3位

天候: XCC 晴れ

    XCO 曇り/小雨


 Photo: Mitsuo Takano
 

地元の白馬岩岳スキー場で約20年振りに公式戦が行われました。昔のコースレイアウトはよく知りませんが、新しいコースはコンパクトながら既存のフロートレイルと新設のつづら折りの登りが組み合わせて作られ、他の会場には無いハイテンポな面白さを含んだコースでした。
地元で公式レースが行われるクロスカントリーコースの誕生は、自分を含め地元や近隣のライダーにとっても非常にプラスになると感じましたし、今後のコースの進化が楽しみです。

 


Bike:SCOTT SPARK RC World Cup Evo
Component:SRAM XX1 AXS
Wheel:Syncros Silverton 1.0s
F. Suspension:ROCKSHOX SID Ultimate
R. Suspension:サス:ROCKSHOX NUDE
Brake:SRAM LEVEL ULTIMATE
Crankset:SRAM XX1 Eagle
Handle bar:Syncros Fraser IC SL WC 90mm -20°
Saddle:Syncros Tofino R1.0
Seat post: ROCKSHOX REVERB AXS
Shoes:SCOTT MTB RC SL
Sunglass:OAKLEY  Encoder Trail Torch
Helmet:OAKLEY  ARO3 

 



XCC(ショートクロスカントリー)

TIRE
Front: Phantom speed 2.2 1.20bar
Rear: Phantom speed 2.2 1.35bar

スタートは上手く決まり、先頭でレースを進める。2番手とは数秒差を維持しながら2周目に入った。体調も機材の調子も良かったが、ペダリングスキルを要求される折返しやつづらで上手くスピードを繋げる事ができず、2番手に後退。3周目に入る頃には走りのペースも落ちてタイム差も10秒近く開いてしまった。4周目に入ると少し身体が回復してきたのでペースアップを行い、最終的にトップと2秒差まで追い上げ2位でゴールした。

XCO(クロスカントリーオリンピック)

TIRE
Front: Phantom speed 2.2 1.20bar
Rear: Phantom speed 2.2 1.35bar


 
 

XCOのコースは普段から走り慣れたフロートレイルのラインも加わり、XCCコースに比べて難易度の高いレイアウトでした。スタートは上手く決まり、先頭でレースを進めて行きます。コース中盤のつづらの登りに入り、前日のレース展開と同様にスピードを上手く繋げられずに2番手へ後退。XCCのレースと共通して、ペダリングスキルが要求されるセクションではスピードを上手く繋げる事ができていなかった。得意の下りで十数秒のタイム差を縮めても登りの、同じ区間で離れるを繰り返すうちに体力を消耗、加えて30℃を超える暑さの中でペースは落ちていき、得意としていた下りの走りも減速していた。5周目にペースを盛り返したものの、トップを追い切る事ができず、2位でのフィニッシュとなった。

 
 

タイヤやサスペンションのセッティングは過去の練習のデータから比べてもまったく問題なく良い状態でした。フロートレイルでのタイヤのグリップと転がりのバランスが良く、ハイスピードでも安定したコーナリングができました。
今回のコースが砂塵の舞い上がる滑りやすい路面で、スムーズなペダリングスキルを求められるレイアウトだったことため、自分の走りの課題がより浮き彫りになったことは事はとても有難く、今後のレースに向けて改善に努めたいと思います。






2023年7月14日

全日本選手権自転車競技大会マウンテンバイク

大会名: 全日本選手権自転車競技大会マウンテンバイク

開催地: 長野県富士見パノラマスキー場

開催日: 7月8~9日

カテゴリー: エリート

リザルト: XCC6位

     XCO3位

天候: XCC 晴れ

    XCO 曇り/小雨 


今年の全日本選手権開催地は2020年以来の富士見パノラマリゾート。

6月のワールドカップ遠征から2週間、スコット本社のメカニックの方々やレースで得た情報をもとに機材とトレーニングの試行錯誤を重ねて全日本選手権を迎えました。機材と身体の調子を伺いながら試走を重ねてコースを攻略。常設コースに加えて芝生のつづらを走行する区間があり、パワークライム系なコースレイアウトでした。XCOのレース当日は雨予報だったので、ウェットタイヤとドライタイヤを頻繁に交換して様子を見ました。


Photo: Yasunari Kitai



BIKE

SCOTT SPARK RC WORLD CUP EVO 2023


SUSPENSION

F ROCKSHOX SID Ultimate 

R ROCKSHOX NUDE5 RLC3


CRANK

SRAM XX1 EAGLE 175mm CL55


CHAIN RING

SRAM X-SYNC 2 SL Eagle Chainring DM 38T


REAR DERAILLEUR 

SRAM GX Eagle


PEDAL

SHIMANO XTR 52mm


EYEWEAR

OAKLRY KATO PRIZM LOWLITE 




XCC(ショートクロスカントリー)


TIRE

F:phantom speed 2.2 1.35bar

R:phantom speed 2.2 1.35bar


XCCのコースは、XCOのスタートループを使用するレイアウトで、日曜日のXCOのレースに向けた感触も確かめつつトップを目指してレースに挑みました。スタートはクリートキャッチに失敗していきなり出遅れます。大勢を立て直して4番手あたりでレースを進めていき、先頭のペースが落ち着いたところで一気に加速をかけて先頭に。しかし3周目に入ったところでスピードを上手く繋げる事ができずに失速して6番手に後退。その後もペースアップを試みたが、コースのダブルトラック区間で失速を繰り返してレース全体のペースが上がらず、6位でのフィニッシュとなりました。

XCCのレース結果は残念でしたが、修正が必要な部分が見えたので、レース後暗くなるまで修正試みました。



XCO(クロスカントリーオリンピック)


TIRE

F:phantom wet 2.2 1.20bar

R:phantom wet 2.2 1.35bar



スタートは上手く決まりスタートループを先頭で通過。昨日に感じていた失速感もクリアできており良好な感触でした。しかし朝まで降り続けた雨の影響で滑り易くなった路面に加えて、新しく出したセッティングのアンダーステアな操作にすぐに慣れる事ができず、4人で形成される2位集団の後方でレースを進めます。

4周目に入ってもなかなかペースが上げられず、2位集団から離れて単独5番手へ後退。表彰台の獲得も厳しいタイム差に開いてしまった状態で最終周へ入りました。


バイクの操作にも慣れてきてところどころでペースアップができるようになり4位に順位を上げましたが、3位を走る選手とは差がある状態。コース終盤 の下りを終え最後の登りに差し掛かったときに3位の選手との距離が縮まっているのが見えました。

追いつけるかどうかは分からない距離でしたが、最後の登りでロングスパートをかけて前の選手を追いました。スピードも上手く繋がって、想像していたよりも早く前方の選手に追いつき、登りきりの最終コーナーで3位浮上。最後まで全力を出して3位表彰台を獲得する事ができました。



バイクセッティングについても今回のレースでないと分からなかった事があり、今後のレースに向けてプラスになる感触を得る事ができました。

まずは今回上手く噛み合わなかったところを見直して、後半戦に備えていきたいと思っております。

今回も沢山の方の応援にパワーをいただきました。有難うございました!